子ども教育学部では、入学後に選択するモデルごとに所定の単位を修得し、必要な手続きを行うことで、卒業時または卒業後に取得することができる免許・資格があります。ただし、単位修得状況や成績によって、希望する免許・資格が取得できない場合もありますので注意してください。ここでは、子ども教育学部の養成課程において単位を修得することで取得することができる免許・資格について説明します。本学部で取得することができる免許・資格の種類は、次の5種類となっています。

保育士資格*

「児童福祉法」に基づく国家資格。保育士は、保育所・児童養護施設などの児童福祉施設で保護者の様々な理由で保育を必要とする子どもたちを預かり、保護者や地域とともに子どもの心身両面の成長を手助けします。

幼稚園教諭一種免許状*

「学校教育法」に基づく普通免許状。幼稚園教諭は、公私立の幼稚園に勤務し、遊びを中心とした集団生活を通して、3~5歳児の生活指導、心身の育成といった人間形成の基盤づくりに携わります。

小学校教諭一種免許状

「学校教育法」に基づく普通免許状。小学校教諭は、国公私立の小学校に勤務し、担任を受け持つクラスを中心に国語(書写を含む。)、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭、体育、外国語、道徳の教科指導や生活指導など成長期児童の教育全般に携わります。

特別支援学校教諭一種免許状(知的障害者、肢体不自由者、病弱者に関する教育)

「学校教育法」に基づく普通免許状。特別支援学校教諭は、知的障害、肢体不自由、病弱等の障害がある子どもたちのために設置されている特別支援学校で障害による学習上、生活上の困難を克服するための自立活動の指導や小・中・高等学校の教育課程に準じた教育を行います。また、小・中学校等でも、特別支援学校教諭の免許状を有する多くの教員が特別支援学級や通級指導教室で一人ひとりに応じた適切な指導や支援を行います。

認定ベビーシッター資格

公益社団法人全国保育サービス協会 が認定する民間資格。認定ベビーシッター資格は、ベビーシッターとして保育ルームや家庭で働く、また、託児ルームや幼児教室の開業、学童保育等での仕事に従事することができます。

 免許・資格を取得するということは、その分野の専門家になることを意味します。免許・資格については、多くの免許・資格取得を目指すことを重視するのではなく、まずは自分の将来の進路(職業)や目指す専門性を十分に考えて、必要な免許・資格を取得していくことが重要です。「目指す進路と必要な免許・資格の学修プロセス例 」を参考にし、自分が目指す職業とそのために保有している必要がある、または、保有していることが望ましい免許・資格の種類を確認し、取得する免許・資格を考えてみてください。なお、この学修プロセス例以外の進路(職業)を考えている学生は、アドバイザー教員に早めに相談しましょう。


*「保育教諭」について
 「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」で定められた幼保連携型認定こども園に配置される職名。保育教諭は、幼稚園の教諭の普通免許状を有し、かつ、保育士の資格の登録を受けた者でなければいけません。幼保連携型認定こども園で、子どもに対する教育と保育を必要とする子どもに対する保育を一体的に行い、子どもの健やかな成長と心身の発達を手助けします。

†「教員免許状」について
 幼稚園教諭一種免許状や小学校教諭一種免許状、特別支援学校教諭一種免許状等、日本の学校の教員になるために必要な免許状。教員免許状がなければ、日本の学校で教壇に立ち、授業を行うことはできません。教員免許状の種類は、学校の種類や教科ごとに普通免許状(専修免許状、一種免許状、二種免許状)、特別免許状、臨時免許状があります。本学部の教職課程は、幼稚園、小学校、特別支援学校の普通免許状(一種免許状)取得に対応した課程となります。