子ども教育学部では、入学後に選択するモデルごとに所定の単位を修得し、必要な手続きを行うことで、卒業時または卒業後に取得することができる免許・資格があります。ただし、単位修得状況や成績によって、希望する免許・資格が取得できない場合もありますので注意してください。ここでは、子ども教育学部の養成課程において単位を修得することで取得することができる免許・資格について説明します。本学部で取得することができる免許・資格の種類は、次の5種類となっています。
免許・資格を取得するということは、その分野の専門家になることを意味します。免許・資格については、多くの免許・資格取得を目指すことを重視するのではなく、まずは自分の将来の進路(職業)や目指す専門性を十分に考えて、必要な免許・資格を取得していくことが重要です。「目指す進路と必要な免許・資格の学修プロセス例 」を参考にし、自分が目指す職業とそのために保有している必要がある、または、保有していることが望ましい免許・資格の種類を確認し、取得する免許・資格を考えてみてください。なお、この学修プロセス例以外の進路(職業)を考えている学生は、アドバイザー教員に早めに相談しましょう。
*「保育教諭」について
「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」で定められた幼保連携型認定こども園に配置される職名。保育教諭は、幼稚園の教諭の普通免許状を有し、かつ、保育士の資格の登録を受けた者でなければいけません。幼保連携型認定こども園で、子どもに対する教育と保育を必要とする子どもに対する保育を一体的に行い、子どもの健やかな成長と心身の発達を手助けします。
†「教員免許状」について
幼稚園教諭一種免許状や小学校教諭一種免許状、特別支援学校教諭一種免許状等、日本の学校の教員になるために必要な免許状。教員免許状がなければ、日本の学校で教壇に立ち、授業を行うことはできません。教員免許状の種類は、学校の種類や教科ごとに普通免許状(専修免許状、一種免許状、二種免許状)、特別免許状、臨時免許状があります。本学部の教職課程は、幼稚園、小学校、特別支援学校の普通免許状(一種免許状)取得に対応した課程となります。